新型コロナウイルスによる嗅覚(におい)障害について

(以下の説明には一部に古い情報が含まれています。只今更新準備中です 2020/12)

(くわしくは日本耳鼻咽喉科学会のページをご覧ください)

 

 新型コロナウイルス感染の症状のひとつとして、嗅覚(におい)障害、味覚(あじ)障害が認められることがあるという報告がでています。
 咳、熱、倦怠感などの症状がないか軽度であっても、嗅覚障害だけを自覚するケースもあるとのことで、症状のひとつとして注目されています。


今までなかった嗅覚障害が突如起こった場合、すぐに受診を考えないでください。


 新型コロナウイルスは、ここ札幌でも感染者が増えてきています。日本耳鼻咽喉科学会では、嗅覚障害が起こった場合、2週間不要不急の外出を控えること、マスクをして会話すること、こまめな手洗いなどをお願いし、感染拡大を防ごうとしています。

 まず、嗅覚がないことに気が付いたら、熱がないか、倦怠感がないか、咳や息苦しさがないか等に注意しながら、できるだけ家族や他の人の近くにいないように心がけてください。

37.5度以上の発熱、咳等の症状が4日以上続き、倦怠感や息苦しさがでてきたら、
帰国者・接触者相談センター ☎011-272-7119 
に電話でご相談ください(24時間、年中無休)。

そして、「耳鼻咽喉科を受診してください」と指示された場合は、
必ず前もって電話でご相談ください。


嗅覚・味覚障害は自然に改善する場合が多く、治療は急ぎません。当院では新型コロナウイルスの検査のための検体採取なども行っておりません。